ハームリダクションという考え方
「肝吉くん」は、ハームリダクション(harm reduction)の考え方に基づく飲酒記録アプリです。このページでは、ハームリダクションとは何か、そして肝吉くんがそれをどう捉えているかをご紹介します。
ハームリダクションとは?
ハームリダクションとは、「やめること(断酒)」だけを唯一のゴールとせず、お酒を飲み続ける人も含めて、飲酒に伴う害(harm)をできる範囲で減らしていくことを目指す、公衆衛生の考え方です。もともとは薬物使用の分野で広まり、近年は飲酒の領域でも注目されています。
2024年に厚生労働省が公表した「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」も、純アルコール量(g)の把握や、適正飲酒・休肝日(お酒を飲まない日)の考え方を促しており、断酒を前提としない点でこの考え方と通じています。
肝吉くんの立場 — 自分で見つける
肝吉くんは、飲酒量や休肝日の数をアプリの側から「こうしなさい」と指示することはありません。飲んだ量を純アルコール量(g)で見える化し、体調との関係やリズムを記録することで、あなた自身が自分のちょうどいい飲み方を見つけていくことを応援します。
断酒・減酒・今のまま——どれを選ぶかはあなた次第です。肝吉くんは、飲んだ日も休んだ日も肯定し、あなたの選択に寄り添います。
肝吉くんが「しないこと」
- 依存症の治療・診断はしません。お酒との付き合いに強い不安がある場合や、依存の心配がある場合は、医師や専門機関にご相談ください。
- 飲酒をすすめるものではありません。20歳未満の飲酒、飲酒運転は明確に否定します。
- 「減酒の数値目標」を押し付けることはしません。減酒は害を減らすうえで有効な方法のひとつですが、目標を決めるのはあなた自身です。